« フェローテック | トップページ | フィンテック グローバル »

2009.06.27

2009年のラインアップ

久しぶりの書き込みです。100年に1度の大不況と言われますが、私の10年少しの投資歴からは、橋本内閣時の金融不況、小泉政権前半の金融不況に次いで、3度目の株式市況低迷です。規模的にも、5年に1回程度の下落ということになっています。

 で、ユキオ銘柄の直近の決算結果を、ROEの高い順に書いてみます。
 ROEは、売上高純利益率 x 総資産回転率 x 財務レバレッジ、です。
 
 下記式の、
 第1項の売上高純利益率は、純利益/売上高、
 第2項の総資産回転率は、売上高/総資産、
 第3項の財務レバレッジは、総資産/株主持分、
 3つを掛け合わせて、分子と分母を消していくと、純利益/株主持分、すなわち、ROEになります。ちなみに、貸借対照表上の数字は、当年度と前年度の数字を足して2で割っていますので、四季報とかの数字とは異なります。
 
シンプレクス・テクノロジー =9.9% x 1.50回 x 2.08倍 = ROE30.9%

MonotaRO =7.9% x 2.57回 x 1.49倍 = ROE30.3%

タビオ =6.1% x 2.02回 x 1.58倍 = ROE19.5%

イー・ギャランティ =10.1% x 0.72回 x 1.92倍 = ROE14.0%

フェローテック =2.0% x 0.83回 x 2.52倍 = ROE4.2%

リサ・パートナーズ=△8.9% x 0.19回 x 5.63倍 = ROE△9.5

 このほかに、永久保有のアップルと、暖簾代を差し引けば債務超過になってしまってROE算出ができないメディカルシステムネットワークがあります。
 2年前のラインアップと比べて、若干の入れ替えがあり、不動産関連は悲惨でしたが、それ以外は、不況と言われる割には、おおよそ立派な数字を残しています(株価は別)。

 少し、ブログから遠ざかっていましたが、
 株式市場は、生き残れさえすれば勝ちですから、ぼちぼちとやっていこうと思います。

« フェローテック | トップページ | フィンテック グローバル »

コメント

サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
OmpD3OVc

お久しぶりです。

MonotaROの記事を読んで購入を検討していますが、PBR1倍以下まで下がることがなく、未だ購入には至っておりません。

タビオは既存店の伸びが止まってしまったため、成長が止まってしまいましたね。
海外に期待ですが、なかなか亀の歩みです。

私は国際計測器に注目しているのですが、安いところを買い増し損ねて後悔しきりです。
この銘柄はユキオさん好みではないかと思うのですが?

 AKIさん
 ご指摘の銘柄は、今後の記事のネタ(国際計測器含めて)なので、コメント欄では書き惜しみすることにします(本文でさえ滞っているので)。
 

ゆきをんさん

記事ネタということであれば、記事を楽しみにしています。

国際計測器で気になることは、会社としては今後競争が激しくなっていくと考えているところです。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2009年のラインアップ:

« フェローテック | トップページ | フィンテック グローバル »