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2008.08.24

MonotaRO

始めて取り上げる銘柄ですが、今回は趣向を変えて、株価の話しから。MonotaROの直近の安値は、相場低迷時期でもあった今年1月27日の95,400円です。MonotaROは12月決算ですが、前年11月に「物流センター移転」コスト増に伴う業績下方修正をおこない、2月に決算発表を控えていました。

 多くの個人投資家は、下方修正が出たとたんに、手放すことが多いと思います。確かに、悪いニュースは立て続けに起こることが多いです。しかし、その後、決算発表において強気の次期予想だったことから流れが変わり、順調な第1四半期決算を発表、その後の最高値は5月29日の442,000円で、4か月で4.6倍になりました。新興市場が軟調で、好業績持続銘柄でさえパフォーマンスが冴えないないなか、下方修正の意味を見極めて一時的要因なら買い場、という一つの中短期の投資ヒントとも考えられます。
 
 では、長期投資対象として将来の株価はどうでしょうか。

 将来の売上高について、瀬戸社長は折に触れて2000億円という数字を出しています。
 

 当社の最大の株主でもあるアメリカのグレンジャーという会社は、工場で使う工具や資材をカタログ通販や店舗で販売しており、年間6000億円くらいの売り上げになっています。そのため事業を立ち上げる際、グレンジャーから「日本は工場が多いので、店舗での販売がなくても、5年で2000億円くらいの売り上げが立つのではないか」といわれていました。しかし、7年目となる07年12月期でやっと売上高が100億円を突破した程度。早く売上高2000億円を突破して、引退して南の島に移り住みたいですね(笑)。
 日本流通産業新聞 2008.2.28

 
 2000億円の売上げ。アメリカの同業者の3分の1。わりとすんなり受け入れやすい数字です。だとすれば、純利益率が8%でPERが20になるとすると、時価総額は3,200億円。現在169億円。今から約19倍になる計算です。もちろん、最良のシナリオにすぎません。
 
 ちなみに、グレンジャーは、MonotaROの38.34%の大株主で、社外取締役も出しています。あと、住友商事が30.93%保有しています。瀬戸社長は、住友商事の出身です。
 
 では、事業内容を見ていきます。
 MonotaROの手がけるのは、工場用間接資材、具体的には、切削工具、研磨剤、作業服、安全靴、マスク、ネジ、配管、そういった現場向けネット販売です。
 現場とインターネット?結びつかないですね。

「 大きな工場になると購入する資材は10万点、20万点にもなるんですが、その中で直接資材が占める割合は10分の1以下。ほかはみんな間接資材なんです。そして、そういうひとつひとつの購買金額が低い「その他いろいろ」の資材を買うには、ものすごく手間がかかるんですね。全体の購買金額の20%以下のものに80%くらいの時間を使っているという現状があるわけです。それをもっと便利にしようという狙いで始めたのが当社です。(略)

 ただ先ほど言った間接資材などは単純な売り買いで、買い手は手間だけを気にしているんですね。もう少し分かりやすく説明すると、ある工場でひとつのドリルが必要になった時、それが500円か400円かということよりも、5分で買えるか、1時間かかってしまうかの方が会社のコストにとっては重要なんです。そして、それを合理的に売り買いする方法がそれまでなかったんですね。

 世の中に間接資材として流通している商品の点数は何百万点もあって、それをいろんなところから買わなければいけないので、手間ばかりかかっていた。そういう単純で労働集約性が高く、繰り返しが多いものこそ、システム化しやすいと思ったんです。自分たちのサイトで商品を一括して買え、簡単に検索ができて、しかもたくさんの商品をそろえれば、多くの人が利用してくれるんじゃないかという発想で始めました。2000年の10月のことです。」
  Cnet JAPAN 2006.12.6

 
 

 工場用間接資材は、これまでは太いパイプを持った専門商社などが仕入れを牛耳っていた業界。もちろんながらインターネットというインフラが入り込んでいなかった業界であり、MonotaROはネット通販による流通コストの低さを武器に利益率を高め、利便性を武器に猛スピードで業界シェアを奪っていった。今回新たに参入した自動車関連業界も業界環境は工場用間接資材と似ており、MonotaROの活躍余地が大きいとみられている。

 加えてそれぞれ商品数が非常に多く、いわゆるロングテールビジネスの有効性が発揮しやすい業界でもある。ネットビジネス業界で折に触れて叫ばれるキーワードだが、それを体現し、高い利益率を残している株式公開企業は少ない。MonotaROは新興市場における「ロングテールビジネスの体現者」として注目を集めている。
 Venture View 2008.6.3

 

 ネット向きだったということですね。
 前に取り上げたチップワンストップは、ニッチ市場をターゲットにしていることで利点がありました。ユーザーを、わざわざ秋葉原や日本橋で足を棒にして商店を回って商品を探す手間から、解放しようとしています。ニッチにはニッチの利点がありました。
 こちらは、工場用間接資材や自動車関連商品の業界は、あわせて数兆円規模。その周辺も含めると、決して、ニッチ市場ではありません。しかし、本格的にネットで勝負をかけているのは、今のところ、ここだけのようです。
 

 瀬戸は「この事業をやるには30億円いる」と試算した。(略)
 「なぜ、30億か?逆にいえば、それだけお金をかけないと誰でもマネできる事業になっちゃうんですよ」(略)渡辺仁著「マザーズ族」P133

 
 アマゾンのように、データベースとバックヤードには資金を投入し、その力で、他を圧倒しようということのようです。
 アマゾンは、本からスタートして、どんどん扱い領域を広げています。私は、今では、プリンタのインクや、髭剃りの刃、サプリなどもアマゾンで買っています。あちこち使うのが面倒なので、品数もあり一番使い勝手がいいところに集約してしまうのですね。これが一人勝ちの構図です。おそらく、消費者ターゲットの通販サイトは、個人商店のこだわり商品他の個性のあるサイト(楽天の戦略)などを除き、アマゾンに、次から次へと踏みつぶされていくと思います。
 ただ、チップワンストップやMonotaROは、ターゲットが消費者ではありません。商品毎にサイトが存在するというのは供給者の論理です。顧客は、いったん、MonotaROに定着すれば、そこで、工具や資材だけではなく、事務用品なども買えたら楽なのに、と思うでしょう。顧客毎のフィールドがあります。違うフィールドで、ミニ・アマゾンになる可能性があります。単なる《ホームセンターが通販もやってます》みたいなところは、「品揃えが足りない」「説明不十分」とかで、踏み倒されていくのではないでしょうか。

●御社は中小の工場に対して、強みを持っているということですが。  日本の場合、トヨタなどの大企業でも、難しい作業はいわゆる町工場といわれるような中小の工場が行っていることが多い。そのため、多くの資材や工具が必要となるのはむしろ中小の工場で、その需要をうまくつかんできたのが当社だと考えています。

●今後の展開としては、まだ開拓していない大企業への販売ですか。
 そのつもりは全くなく、今後も中小工場向けサービスを展開していくつもりです。いま、成長している企業というのは顧客にフォーカスして、その顧客に合わせた商品を展開していく企業。逆に失敗している企業というのは自社の製品にフォーカスし、自社の商品に合わせた顧客探しをしている企業だと思っている。
 前掲 日本流通産業新聞 2008.2.28


 

 MonotaROの最大の魅力は、「ライバルがしょぼい」ことです。最新先端業界では、業界市場規模も成長しますが、優秀な参加者同士が競い合っています。最新兵器で戦いあっている戦場のようなものです。しかし、MonotaROの戦う戦場は、こん棒や石投げ器を持ったライバルに最新兵器で立ち向かうのです。
 決算説明資料には「主な競合」は《訪問工具商》だと書いてあります。
 
 

 高度成長期には毎日のように注文が入り、卸が在庫を持ち、小売りが売掛金を持つという役割分担があったんです。そうすると”規模の経済”が働き、卸は大きい会社が生き残り、小売りは経済力がないので”ご用聞き”スタイルになった。ご用聞きはお客との打ち合わせがいらずスキルも必要ない。そうすると一番安い値段の会社が生き残るんです。日本で一番安いのは、コストの安い地方の家族経営の会社なんですよ。
 (略)卸とメーカーがどんどんバカになっていったんですよ。ユーザーに接していないから情報が入らず、彼らはどんな商品を作っていいかわからない。結果的に『言われたことを信じる』という状況になってしまった、流通が複雑な最大の問題はコストがかかることより情報が遮断されていることなんです(前掲著P132)

 
 顧客が求めているものが、これまでの流通網では情報としてあがってこなかったということですか。
 そんな情報を活かして、MonotaROでは、PB商品にも力を入れています。PB商品と他社商品の価格比較ページを見ると、だいたい、他同等品の3〜4割は安いみたいです。
 
 例えば、こんな感じです。
 
 軟鋼用被膜アーク溶接棒は、造船、車両、鉄骨構造物など、幅広い分野において溶接材として使用されており、当社における販売数量も顧客数の伸びと共に増加の一途をたどっています。しかしながら原材料の高騰により、国内メーカーが相次いで値上げを実施したことで、市場価格も上昇傾向にありました。
 そこで当社では、軟鋼用被膜アーク溶接棒のなかでも、市場で最も需要の高いライムチタニア系製品をプライベートブランドとして開発。自社で輸入業務まで担当する事で間接的なコストを低減し、弊社取扱の他メーカー商品販売価格(5kg 箱)1,900 円〜2,530 円のところ、半額程度の980 円と1,280 円で販売を開始することといたしました。
 「MonotaRO プライベートブランドより軟鋼用被膜アーク溶接棒販売開始の件」

 
 顧客のニーズを素早く商品化し販売するというところが、大きな差別化要因になりそうです。
 
 MonotaROのPB商品は、アマゾンでも売っていますし、MonotaROは個人向けサイトを開設していますが、単なる認知度向上のためという位置づけだそうです。
 
 
 では、業績を見ていきます、まず、決算短信の、「目標とする経営指標」から。
 
現在のところ当社では、企業規模の拡大、利益の極大化と、株主価値の拡大という視点に立ち、収益に関する指標としては「売上高」「売上高経常利益率」を、また株主価値に関する指標として「株主資本当期純利益率(ROE)」を重視してまいります。

 数字が入ればもっと良かったのですが、数値目標がないと自信がないのかな、と勘ぐってしまいますよね。
 
 では「売上高」等を見てみます。
 
-売上高(A)経常利益(B)(B/A)会員数(千件)
18上4,2992285.3%
18下4,8762224.6%175
19上5,132480.9%207
19下5,7654377.6%239
20上6,65065910.0%271

 会員数が順調に伸びています。消費者相手の場合は、飛びつくのも早いけど、飽きるのも早い、幽霊会員が多いと思いますが、業者相手の場合には、切り替えに検討が必要な分、いったん、切り替えれば継続する割合が高いと思います。会員数は、全ての基礎ですので最重要チェックポイントです。27万件は、ライバルが新規参入しようとしても、なかなか追いつくのが大変な数字になってきていると思いますが、どうでしょうか。
 また、会員1件あたりの売上高は、月2,000円にすぎません。「あちこち注文するのが大変だから、MonotaROで一括注文」を訴える割りにはあまりにも少なく、ここに拡大余地は十分にあると思います。
 
 で、売上げと利益ですが、19上期に、物流センター移転関連トラブルがあり(前年度下方修正の大きな要因)、経費を5pt程度は押し下げています。その後は成長路線に回帰しています。
 
 心配なのは、不況時の対応です。
 MonotaROは、不況時には、製造業は新規設備投資を控えて従来の設備をより長期に使用するために、部品の交換需要は増加すると、必ずしもマイナスではないと述べています。しかし、チップワンストップも、不況に強いと言いながら、そうでもありませんでしたし、やや斜めに読んでおきます。今のところ、成長スピードのほうが勝っているので大丈夫ですが。
 
 一方で不況に関して興味深いこともあります。MonotaROは、今中間期に、売上高6.1%増加、営業利益65.6%増加、経常利益68.0%増加の上方修正をおこないました。その理由というのが、
1)販売好調。
2)自己破産した会社の破産管財人から買い取った商品の販売による利益率の押し上げがあった。
3)人件費が予想を下回った。

それに対して、下半期の予想は据え置きました。その理由が、
1)破産管財人から買い取った商品は、大半が上半期中に売れてしまうものと予想されるため、利益率の押し上げはほとんど考えられないこと。(ホームページを見ると、まだ売ってますけどね)
2)新たな物流センターの賃借料の発生や新たなプロモーション活動も計画しており、先行投資が発生すること。

 上半期の売上高の増加に比べて、営業利益の増加が著しいことから、自己破産した会社(自動車整備業向け通信販売業者株式会社エイシン)から買い取った商品の貢献が大きいことが読み取れます。こんなことは特殊臨時要因なのかな、と思ったら、7月7日付けで「第二物流センターの開設に関するお知らせ」というのがあって、その物流増加の理由として「本年5月に自己破産した金物・工具卸売業株式会社カワカミの破産管財人から在庫商品を買い取った」とあります。しょっちゅう、起こりうる感じがします。
 どちらかというと、不況万歳?ですか。具体的な取扱量はわかりませんが、カワカミの07年12月期の年売上高は約84億円とのこと。前掲のエイシンの前年度売上高は67億円でしたので、同程度の収益貢献が期待できます。
 
 IRでは、本年業績予想に織り込み済みと書いてありますが、年初の説明書の予算の欄には、売上総利益に関して「26.8%は保守的な予測だが、原材料・仕入コスト増と為替動向の不透明さを考慮して26.8%とした」と書いてあります。ちなみに上半期は28.3%。その差1.5ptがあれば、下半期の経常利益を10%ほど押し上げます。他にも、保守的なのではないかと思われる点がちらほら。しかし、今は、目先の利益よりも、会員数拡大に費用をかけるべきときだと思います。上方修正余地があったとしても「新たなプロモーション活動も計画しており」で良いかと。
 

-営業CF投資CF
18上△74△68
18下258△164
19上△466△252
19下219△69
20上625△143

 まだ不安定ですが、大きな投資案件が発生するとすれば、賃貸とはいえ物流倉庫整備とシステム投資ぐらいでしょうか。在庫の回転率が2か月ぐらいなので、19上半期の影響を除けば、今では、資金繰り的にも無理のないところです。現在、無借金経営です。
 
 では、ROEを分解してみます。
 
 ROEは、売上高純利益率 x 総資産回転率 x 財務レバレッジ、です。
 
 下記式の、
 第1項の売上高純利益率は、純利益/売上高、
 第2項の総資産回転率は、売上高/総資産、
 第3項の財務レバレッジは、総資産/株主持分、
 3つを掛け合わせて、分子と分母を消していくと、純利益/株主持分、すなわち、ROEになります。ちなみに、貸借対照表上の数字は、当年度と前年度の数字を足して2で割っていますので、四季報とかの数字とは異なります。
 
17.12期=3.2% x 3.02回 x 3.19倍 = ROE31.0%
18.12期=4.9% x 2.53回 x 2.11倍 = ROE26.3%
19.12期=4.2% x 2.34回 x 1.64倍 = ROE16.2%

 第1項の利益率ですが、
 昨年度は、前掲のトラブルにより下がっています(お詫びのクーポンなどを発行)。また、現在は税負担がほとんどなく、将来的にはその分が押し下げられます。しかし、現在は第一次卸から仕入れている商品のメーカーからの直接購入増加、取扱量増加によるメーカーへの価格交渉力の強化、PB商品の拡大、輸入商品の拡大、など、まだまだ原価率が下がる要素がありますし、販管費率は徐々に下がっていくと思います。今期前半は、前述の倒産流れ品の影響もありましたが、9.6%でした。できれば平均的に8%以上、欲を言えば10%超えは可能だと考えます。もっとも、親会社のグレンジャーの利益率は7%程度ですけど。
 第2項の回転率ですが、
 下がり気味なのは、現金が急増し滞留していることが主因です。日用的には多すぎるのですが、倒産流れ品を突然に購入できるラッキーに対応するためには、推測ですが、まだまだ現金が不足気味です。その場合には回転率が下がっても、その分、利益率でカバーできることになります。
 第3項のレバレッジですが、もともと無借金なので低いのですが、歩引きによる利益増を図るため、一部の問屋に対する買掛金の支払いを150日後現金から30日後現金に変更したことが、負債減少の大きな要因です。
 以上、前期のようなトラブルがなければ、平均的にROE20%を超える実力は裕に持っていると考えました(親会社のグレンジャーのROEも20%程度です)。今年度から、素材(鉄、ステンレス、アルミ等々)も取り扱うそうです。そのように取扱範囲を広げていくことで、ビッグになる夢もあります。
 
 私は、株式投資とは《理論株価と現実株価の裁定取引》とは考えておりませんので、(長期的な株主リターンと重なる)ROEが最重要指標となります。次に数値面で重視しているのは、(失敗経験も活かすこととし)FCF(営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの差)の推移予測ですね。
 
 ということで、私は、ユキオ株球団に入れることを考えようと思います。
 年前半の急騰もあったため、安くなる場面もあると思います。他銘柄の切り売りが必要ですが、こつこつと拾っていきます。

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コメント

ユキオさんが、好きそうな銘柄を何点か・・・
暇な時にでも調べてみてください。

2492 インフォマート
株価158100円 配当5680円
・飲食店の仕入れなどのBtoBのシステムをASPで提供
・業界のスタンダートになりつつある
・フィデックの提供する売掛金先払いサービスを同システムで
 提供、報酬に利益の一部を受け取れるみたい
 (場を貸すだけなので、リスクなしで殆ど利益)
・配当性向50%
・無借金

2484 夢の街創造委員会
株価87200円 配当1100円
・出前サイトの出前館を運営
・現状圧倒的ナンバー1
・ヤフーが大株主
・株式や商品売買など電話からネットになった、出前も電話から
 ネット注文になっていく可能性大
・配当性向30%
・無借金

2120 ネクスト
株価25150円 配当無配
・不動産情報ポータルサイトのホームズを運営
・現状トップ企業
・今期一気に2番手グループと差をつけるために、大きな
 投資を実施、そのため表面上減益計画になり株価暴落中
・大きな投資をしなければ増益だった(MonotaROと状況が
 よく似てる)
・無借金

4298 プロトコーポレーション
株価2525円 配当70円(最近増配発表従来50円)
・クルマ情報を提供
・実は紙媒体からネット媒体に移行中
・完全にネット媒体に移行すれば、相当な利益率になると予想
・他いろんなサイトも運営してる、隠れネット企業
・モバイルネット広告代理店事業を開始
・無借金

2413 ソネット・エムスリー
株価378000円 配当3000~4000円ぐらいの予想
・医療サイトm3.comを運営
・海外での展開を開始、収益化してくれば大きく変貌との
 レポートあり
・患者からの質問に登録医師が回答する「AskDoctors」の
 有料会員3月末(8.7万人)から、6月末で(10.9万人)と
 2.2万人増加
・参入障壁が高い
・無借金

基本的にどの企業もネットを利用したビジネスモデルで
なおかつトップに位置する企業です。
そして財務状況が良く、配当も結構出してます。

個人的に興味がある株なので、ユキオさんが取り上げて
銘柄分析してくれたら嬉しいなと思い書きました。笑

MonotaROは、チップワンストップに似てるな~と思い、興味深くウォッチしてました。もうちょっと下がらないかな~と思ってずっと待ってたら、あれよ・・あれよ・・と上にいってしまいましたね。

マザーズ族は私も持ってる本ですが、いくつか注目してる先がのってますね。マガシークも乗ってましたし。

30億かけたら、他社にまねされないのか?という根拠が微妙に謎ですが・・・私には似てるように見えてしまうモノタローとチップワンストップの違いが何なのか・・が掴めれば投資のヒントとなりそうです。

wasabiさんが書いている銘柄で、インフォマートは私の注目先ですw ソネットM3もビジネスとしては面白いですが国内は飽和した感があったので海外があるなら面白そうかも・・

ネクストもそうですが・・ ビジネスモデルがよさそう・・って先は、どこもITをうまく活用してる先っていうか・・ASPなんですよね。だから、無借金・ストック型収益・・なんて特徴はどこも似たり寄ったりになってしまう。。

結局は、どの業種のASPになるか・・
ばっかりなので、発掘者としては少しつまらないなあ・・と思っていたりも。

チップワン、モノタロー、インフォマート、マガシーク、ホームズ、夢の町、ソネットM3・・前に話題の上ったIDUとか情報企画なんかもそれに近いのかなー。。

wasabiさん、らうさん、どうもです。

 上記銘柄は確かにモデル的に私好みの銘柄ですね。
 保有銘柄が飽和状態で購入余力がないのですが(購入可能性が低いと調査意欲も減退ですが)、機会を見て調べてみようと思います。そのときは、フォローお願いします。

 マガシークは、以前は良いかなと思っていましたが、「雑誌連動」が思ったほど差別化に成功しておらず、特色が少しずつ違うだけで競合が多いので、なんだかな、と思っています。やっぱり、競合がない、又は差別化に成功しているのが良いです。

 MonotaROは、前から存在は知っていましたが、新聞の地方欄(私の地元企業なのです)に、PB製品の紹介が出ていて、「単なる通販業者で終わるつもりはなさそう」と関心を持ちました。

 チップワンとMonotaROの違いは、単純に考えれば対象ターゲットの違いだけ。アマゾンは消費者一般、ソネットM3は医者と患者、チップワンは研究技術者、MonotaROは現場ワーカー。

 ターゲットごとに戦略は違うと思いますが、チップワンの対象なら、ネットを使いこなしている人たちでしょうが、
 MonotaROは、訪問工具商に、それなりに満足しているような人たちでしょうから、結構スイッチさせるのも大変だと思います。人は、慣れ親しんでいるやり方を替えるのは嫌なものですからね。しかし、一度、捕まえてしまえば、容易に他にスイッチしない保守的な層でしょうから(←決め付けてる)会員数そのものが参入障壁になると思います。現状は、同じ方法をとるライバルが不在な分、少しずつ近づきつつあると。
 
 30億円は、集めて、数年で使い切ってしまったみたいです。(新規公開目論見書を見ると)過去は、ものすごい赤字垂れ流しで、平成17年度(第6期)にやっと黒字を出しました。よくわからないけど、そのへんが高いハードルなんでしょう。今から、参入する二番手企業が、5年間ほど辛抱して、そこまでお金を出せるかと。
 PB製品、輸入商品を本格的に取り扱うとなると、タイムリーに届けるためには物流も、それなりに整備しなくてはならず、けっこう大変だと思います。
 MonotaROが手本としているアマゾンも、最初の数年は、赤字垂れ流しでした。システムと物流整備に大金を投じていたのですね。アマゾンも、倉庫は賃貸ですけど、それでも物流網整備には金がかかるようです(広大なアメリカとは事情も異なるでしょうが)。ただ、長期的な視点で、しっかりと無駄のない効率的な整備(システム含む)をしておけば、あとあと低コスト流通体質になるみたいです。

 ただ、らうさんの言われるように、似たようなビジネスモデルばっかりになってきて新規性がないというか。それもあって、この頃は、
 《内需系銘柄は市場が成熟しているために新規変革勢力は既存体制を覆すエネルギーが必要》なのに比べ、《国際グローバル銘柄のほうが世界の成長に乗っかっていくだけでいい》のかな、と、大型株含め、惹かれ気味ですが。そうなると、ソネットM3もよいか、と(そうでなくとも良い銘柄だと思いますが)・・・・。

 とりとめもないですが。

こんばんは。
昔、MonotaROを保有していたものです。

自分は、保有し続けるか否かを検討した結果、売ってしまいました。(売った後に急騰してしまいました・・・。)

売った理由は、将来強力な同業他社が現れた時に対抗できるか、答えが出せなかったからです。

ここのライバルとみられている訪問工具商については、ライバルになりにくいと思いますが、近い将来アスクルと事業領域がバッティングしてくるのではないかと思っています。

アスクルでは、昨年度から「ソロエル」という間接材一括購入サービスを次期成長ドライバーとして開始しています。

アスクルと共存か競争か、競争となた場合に勝てるのか、自分で自信のある回答が出せませんでした。


あと、MonotaROは、過去の繰越損失があるため、税負担がまだほとんど発生していません。ROEを計算する際は、考慮されたほうがよいと思います。

それでは。

一点間違えました。
「ソロエル」は大企業向けでした。

中小企業では、「ソロエル」で提供している間接材を販売するようになった場合のインターネットショップとの競合となりますね。

横レス失礼します。

らうさん曰く、
『ソネットM3もビジネスとしては面白いですが国内は飽和した感があったので海外があるなら面白そうかも・・』

とのことですが、「飽和」とは会員医師数のことを書いておられるのでしょうか?

もしそうであれば、認識間違いと思います。

M3は医師から会費をとるビジネスモデルではないので。

医師を囲い込んで、そこにコンテンツを提供できる環境を整えるのがM3の仕事で、収益は、コンテンツを提供する企業から得ます。

なので、今後とも、国内での収益機会は拡大していくかと。

こんな優良顧客だけにコンテンツを提供できるツールはそうそうありませんから、製薬会社以外にも、多くの企業が関心を寄せていると思います。

yさん、こんにちは。

 まず、税については本文でも書きましたが、今後のROE向上要因が勝っていると思っています(甘いかな)。

 次に競合の問題については確固たる自信はありません(おいおい)。
 それを前提にして書きますが、

 19世紀の国際勢力図に例えれば、
 ドイツとフランスが、狭いアルザス・ロレーヌ地方を奪い合っていたようなのとは違って、
 アメリカが、西へ太平洋へと、領土を取り放題。ロシアが、東へ、シベリアへと領土を取り放題。なのと似ていると思っています。お互い、勝手にやろうぜ、みたいな。(例えが悪いでしょうか)
 
 周辺領域を含めると、市場はそれなりに広いのですから、今は行け行け取り放題。そして、いったん獲得した客は、よっぽどサービスに差がない限り、スイッチされることはないと思っています。早い者勝ち。
 むしろ課題は、(本文では「しょぼい」と書きましたが)《訪問工具商》から、しっかり客を奪っていけるかなあ、ということのほうかもしれません。彼らも生活がかかっているわけですから。
 
 私の職場(事務系)では、アスクルも訪問文具商も選択できますが、訪問文具商を選択することは多いです。彼らは、こちらの予算消化状況とか、《痛いツボ》《気持ちいいツボ》を心得ていて、上手に押してくるので心地よいのです。予算がないときに思い切った値下げで納入してくれるので、借りができて、お返しに高い買い物をすることも(こらこら)。
 私の職場は、大きな組織で購入ルールは細部にわたり、がんじがらめ、「痒いところに手が届く」なんて選択理由にはならないのですが、それでも抜け道はいくらでもあります。まして、対象ターゲットは、中小企業ですから、「痒いところに手が届く」が勝負ポイントの上位に来ると思います。

 話がずれましたが、古い業界で、卸もメーカーも、それなりに付き合いや慣習もありますから、頭に描いたようには、新規参入できないはず。瀬戸社長も、家族まで嫌がらせを受けたり、かなり苦労したみたいです。
 アスクルについて書けば、既存流通網と対決姿勢をとらず、既存小売店を代理店とするなど協調路線を戦略としています。つまり現場対応力に実績がなく、この業界とは相容れるかな、と思います。そもそも、競争なんてものは、資本主義社会の必然とはいえ、企業にとって負担が大きくできれば避けたいものです。私がアスクルの経営者なら、アマゾンとMonotaROが提携しているように、互いの商品提供で提携します。お互いに顧客層が違い、そのほうが、両方にとってメリットが大きいと思います。
 ところで、「ソロエル」は、「購入代行サービス」であり、別ジャンルのものだと思います(私も今、資料を見ただけですが)。
 
 しかし、そう簡単に競合がでてくるものでしょうか。
 アマゾンの登場時、ライバルはたくさんいましたが、アマゾンだけが何年も大赤字を垂れ流していました。小規模の時から大規模の仕組みを創り上げていたからです。競合企業は、早くから黒字化しましたが、規模が大きくなることによる、その場限り泥縄式の手直しの負担に耐えきれず脱落していきました。
 簡単に参入するライバルは出てくるかもしれませんが、そういうのは敵ではないでしょう。
 
 まあ、なんだかんだいって、競合問題については、わかりません。西へ、東へ、太平洋に到達してしまったら考えたらいいのではないでしょうか。
 それと、もう一つの利点は、グレンジャーが親会社なので、黒船来襲の恐れがないことです。
 
 ブログ、参考にさせていただきます。


 通りすがりさん、こんにちわ。
ソネットM3ですが、
 「商品」ではなく「顧客」にフォーカスする、の最適の例ですね。しかし、自らサービスを提供するというよりインフラ整備、というチャリンチャリン(関所通行料)型のビジネス。しかも、その顧客層が上客ときてます。
 「お医者さんはお金を持っていそうだから(実際は様々みたいですが)、そこに向けてサービス提供したいなあ。しかもネットで」という業者は、この関所を通らなければならないわけですね(通らないこともできるけど、近道だから、通っちゃうんですね)。

 インフォマートも、誤解していましたが、インフラ型ですね。こちらも、かなり興味深いです。

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2回目の投稿です。MonotaROについては長らく更新していませんでしたが、別に期待が冷めたわけではありませんので、経過記録だけでも書いておこうかと。前回からの [続きを読む]

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