参議院選挙で笑う者は
参議院選挙が近づいています。年金問題などの逆風で、自民党は惨敗が予想されています。私は、自民党支持でも民主党支持でもありません。どちらの政党にも、改革派と守旧派が混在しており、政党として支持する気になりません。ただ、
年金問題については、何かがおかしいなと思っています。
私は、年金問題よりも、教育改革とか、憲法とか、そっちのほうが興味がありますが、もし、年金問題が焦点なら、選択肢は単純です。
今回、安倍内閣が打撃を受ければ、一番、喜ぶのは、誰でしょうか。明らかですよね。社会保険庁職員は、民間人になどなりたくないでしょう。形は変えても、公務員で居続けたいでしょう。安倍政権は、社会保険庁の解体と民営化を進めていました。しかし、安倍総理が退陣するようなことがあれば、それは中途半端で頓挫するでしょう。
一方、民主党は、「社会保険庁は解体して国税庁に統合」という主張です。組織の並べ替えにすぎません。理由は簡単。改革にもっとも抵抗勢力となっているのは、自治労だと思います。全国社会保険職員労働組合の上部団体である自治労の支援を全面的に受けている民主党に期待するには、自治労と距離を置き、生活者の立場に立つことを鮮明にしてもらわないといけませんが、小沢党首には、その意思が見られません。民主党の比例区候補には自治労幹部がいます。
年金問題に関して言えば、「社会保険庁の民営化」が良いか、「役所の組織変更」で済ませるのが良いか、という選択肢です。
ところで、私は、田原総一朗という人をあまり評価していません。特に経済問題では、発言が、とんちんかんだし。ただ、情報力はありますよね。この記事だけは、さもありなんと思って読みました。ぜひ、読んでください。
「安倍政権の倒閣を企てた官僚たちの二重クーデター〜社会保険庁が自ら情報をリーク」
私は、参議院議員任期の6年以内に政界再編があると思っているので(改憲を軸に)、政党ではなく候補者で選択して投票しますが。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント