ナルミヤ・インターナショナル

２回目の投稿です。入学式シーズンですが、メゾピアノのランドセルは、大人気です。ブログ検索すると、「メゾピアノのランドセル」大好きの記事が、ずらずらと出てきます。ナルミヤ全体の総力戦では、低迷していますが、こういう局地戦の健闘から、情勢を挽回してもらいたいですね。

　さて、決算が発表されました。何か書こうと、財務諸表を見て考えましたが、ポジティブな要因は、あまり、見られませんでした。そこで、「相続税」の話題です。
　
　少し前ですが、ふぐ料理の関門海の創業者が死去し、相続人が、相続税の物納として保有株を手放したため、財務大臣が筆頭株主になったという記事が出ました。
　ナルミヤの成宮雄三社長（1936年生まれ）も、いずれ相続対策が必要となってきます。で、紹介するのは、ダイヤモンド経営者倶楽部というサイトの連載なのですが、ナルミヤが出てくるのは、「事業継承と相続税対策　〜ナルミヤ・インターナショナルの事例〜」というページ。なかなか興味深く読みました。
　
　ただ、古い記事であるため、この事例では、現社長の成宮雄三氏が、長男の一雄氏に、相続を円滑にさせるために云々、ということになっているのですが、実際には、一雄氏は、今年3月に退社し、ストンプ・スタンプというセレクトショップを立ち上げています。そのうえ、どんどん、ナルミヤの持ち株を売り続けています。難儀ですね。

　ちなみに、私は、相続税は、ほんとうに悪税だと思います。本物の金持ちは、節税対策をしているので、結局、負担能力のない人をイジメる結果になっています。
　中小企業では、相続税のために事業継承ができず廃業を選ぶケースが多いと聞きます。どうしようもないドラ息子が財産を継承したなら、どちみち消費で散財するでしょうから、そちらのほうが、まだ、いいのではないでしょうか。
　
　
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１回目　 October 20, 2006