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2007.02.28

誰のせいでもない

 私の主力銘柄たるリサ・パートナーズフィンテックグローバルも、当然、100%の自信はありません。10%や20%は、悪いシナリオ、不安材料はあります。

 私は、これまで、何回も、保有銘柄の(下方修正等の)悪いニュースに出くわしました。しかし、「寝耳に水」ということは一度もなかったと思います。99%自信があっても、1%の不安があって、その不安を過小に思っていたが的中してしまった、というケースが多いように思います。銘柄について、調べれば調べるほどに、期待と不安、楽観と悲観が入り乱れて、頭の中が、混乱してきます。
 自分で調べることのないパクリ投資家の中には「X億円を儲けた実績の誰々が薦めているから大丈夫だ」などと、妙な確信を持っている人もいるかもしれませんが、そのような自信が持てるのは、自分で調べていないからです。私がこのブログで書いている全ての銘柄について、不安があります。全ての銘柄の決算短信は四半期毎にプリントアウトしファイルしていますが、不安で、思い出したように何度も、取り出して、読んだりしています。
 
 株式投資は、こつこつと貯めてきたものを一気に失うことが多いですから、「良いシナリオ」以上に「悪いシナリオ」を、ことさら意識することが大切だと思います。
 ですから、私は、リサやフィンテック、その他の銘柄について、悪い情報や、悪い観点を教えてくださる方がいれば、感謝します。資産を失うリスクを減らせるのですから。
 
 先日、フージャースについて、辛口の投稿をしましたが、ホルダーの方は、どのように思われたでしょうか?
 「そのぐらい、最初から知っている」という方を除けば、「読んで良かった」と思われる方は、投資向きの性格です。腹を立てて不快になられた方は、投資に向いていないと思います。
 
 もし、ある銘柄をホールドしてしまったまま、悪いニュースに出会って暴落してしまったら。「勉強になった」と思える人は、投資向きの性格です。「買い煽りをした奴が悪い」と思う人は、絶対に投資で成功しません(そもそも、「買い煽り」で買う、「売り煽り」で売る、という主体性のない人が株式投資をしているということ自体が、驚きだ)。
 
 ずっと、フージャースについて追いかけておられる有名な個人投資家(あえてリンクしませんが)について、僭越すぎることは十分に承知していますが、非常に気になっています。その人の影響で、フージャースを買った人も多いと思います。しかし、「買う」という決断をしたのは、自分であって、決して押し付けられたわけではないはずです。フージャースは上がるか下がるか分かりませんが、仮に下がっても、誰のせいでもありません。少なくとも私は、その可能性を指摘しましたから、これを読んだ以上、他の人に責任を負わせることはできません。
 投資は自己責任であり、それを理解しないまま、投資を始めてしまった自分が悪いのです。
(繰り返しますが、悪いシナリオが起こるかどうか、わかりませんよ。2月の月次が良ければいいですね。←もし、月次が良かったら、売り煽りでだまされたと、言われるのでしょうか)
 
 今日は大きく下がりました。9時30分前、たまたま、出張途中で場を見ていたのですが、寄り付きで大きく下げて、特にリサの戻りは、早かった。他の銘柄は、続くようにあとから戻っていました。さすがに、リサを少しだけ売って、下値で張り付いているアセット(安すぎ)を買ってみました(最近はリサだけが上がるので、全体の中でバランスが崩れていたのです)。その他は、少しずつ保有銘柄を売って、住友金属鉱山(拙稿)を買いました。あと、こまごま。
 日中に場を見て買うなんて、年に一度あるか、ないか、なのですが。

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コメント

はじめてコメントさせていただきます。フージャースにつきましては、個人的にはおっしゃるとおりかと存じます。ただし、小生には正直、売り惜しみなのか、本当に売れ残ってしまっている状態なのか、また、次なる一手が更なる成長を後押しできるものかどうかの判断ができていないため、どうしても買いにいくことができない有名銘柄の一つでございます。

実は、フィンテックも同じ類の銘柄で、さすがに割安ゾーンとは思いつつも、一度損きりしてしまった経験もあり、自分が正しく市場の反応がおかしいという考えは、なかなか裁量の問題であり、難しいものだと感じており、買いなおしができずにいる銘柄でございます。

正直申し上げますと、十分にご認識なされていると理解いたしておりますが、フィンテックにもフージャースとは別の意味での悪材料の懸念が常につきまとうビジネスモデルと感じております。資金調達は、この会社が成長するために不可欠なものという理解はしつつも、それでも株価はMSCBなどがあれば容赦がない状況になってしまうという状況の中、いつその資金調達が起こるかがわからない銘柄という問題がつきまとうため、よほど上手に資金配分して買っていかないといけないストレスの大きい銘柄という位置づけでございます。

また、小生には社長の投資家向けコメントもその判断を躊躇させる要因でございます。IRの方とのやりとりをしていても、あまりに親切すぎると判断に迷います。むしろ回答できないことには回答できないとはっきり言われた方が悪材料については判断しやすい場合もございます。
本当に個人投資家のことを考えての掲載なのか、うそではなくとも未必の故意によりミスリーディングを誘うかのような誘導の可能性を感じてしまっております。

成長する企業=弱者である個人投資家にとってもいい企業とは限らないため、バーゲンセールのときに短期的に投機に走る以外で中長期的にフィンテックをわざわざ選択することは、かなり高いリスクテイクなのではないかという気がいたしております。

そんな小生もPBRの高いため悪材料一発で暴落の可能性はある銘柄であることは認識しつつも、3712情報企画は、お言葉をお借りすれば元気のいい状態の銘柄にしては市場の評価が遅れているまだ発進していないもたついている銘柄であり、割安状態に放置されていると評価しております。このまま取引先の金融機関の好業績が続けば、春に向けて見直しが入る可能性が高いと感じており、実際にも現在かなりのポジションを保有しております。1Qで前期同時期と比較して黒転したので、いったん上昇しかけましたが、進捗率が高くないことで、再び調整に戻ってしまいました。前期と同じだけ2Qで売り上げることができれば確実に見直しが入り、暴騰する可能性が高く、予想外の失注がない限り、ほぼ達成してきそうなので、そこに賭けてはおりますが、こういう読みに賭ける買い方は本来リスクテイクしているとは認識いたしております。
この規模の企業にしてはいろんなところでレーティングが既に非常に高い点も、どこかで引き下げがあれば暴落の可能性があるというリスクも認識はいたしております。
それでも現状のフージャースやフィンテックに賭けるよりは、仮に予想外に売れずにひとまず暴落してしまったとしても、負債も少なく挽回できる余力を感じ、株価も現在の価格よりは上回る瞬間があると素直に評価できる企業と思っており、75日線以下の株価であれば基本的に買いだと評価いたしております。

さみだれに申し訳ございません。フィンテックも自分は上記の増資のタイミングが予測できないため買うのを躊躇してしまうというだけであり、決してこの企業を評価していないわけではなく、評価されにくい形での増資のタイミングを免れさえすれば、今の株価はかなりの利益をもたらしてくれるだろう割安の水準ではないかと、感じてはおります。

また、他の読者の方への誤解とならぬよう申し上げますと、情報企画もかなりポジションを持っているとはいえ、まだしばらくは下がるようであれば、ポジショントレードで買い下がろうと思っておりますので、現時点でここが底ですぐさま反発するという予想をしているわけではございません。ただ、どこが底かを当てるのは非常に難しいため、いつ反発を始めてもいいよう、逆張りポジショントレードを主体としている小生の場合は、押し目が来るたびに買い増しており、また、定量、定性分析ともども投資に値する企業と評価してよいのではないかと思っているため、現在の主力銘柄の一つとなっているという状況でございます。今回の世界同時株安が落ち着きを取り戻し、日経が18000円を回復する頃には、現在の株価より上にいるだろうと思っております。

逆に日経がまだまだ下がるようであれば、しばらくは一緒につられるだろうなと思いつつ、そうなると、2Qを順当にこなすことができるかどうかが短期的に上昇するかどうかの決定的な分かれ目になってしまうという純粋に業績に賭けるリスクは感じております。そんな暴れ馬の一種ではあるとは思いつつも、需給だけでも今の水準より上に行く可能性が高いという判断も働いております。

どの道今はもともと業績が悪い銘柄以外は、たいがいの銘柄は悪材料一発でどれもたたき売られそうですので、ファンダ的に、予想外の失注があったとしても、特段企業経営には影響を与えず、きちんと戻す力のありそうな企業という点を評価し、主力としているだけなのでございます。

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