ミクシィ
3回目の投稿です。ゴリラ株投資には「キャズム」という重要な概念があります。
拙稿「ゴリラ企業の破壊力」のなかで、簡単に紹介していますが、5つの消費者タイプ
(1)マニア(新しい物好き)
(2)進歩派(他者を出し抜きたい)
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(3)実利主義者(群れから離れるな)
(4)保守派
(5)懐疑派
のうち、(2)と(3)の間に横たわる深い溝のことです。
この「キャズム」をテーマにしたブログ、その名も「キャズムを超えろ!」で、知ったのですが、SNSの戦場が、ケータイに移っているそうです。
ソフトバンクの「Yahoo! Days」
auの「EZ GREE」
DoCoMoの「オクトモ」(楽天系)
(同ブログの記事、「キャリア公式SNSが3社揃い踏み。収益に繋げるキーファクターは物販連携か!?」ほか、多数の記事より)
モバイルマーケッティングの現状については、こちらの文「横たわる溝「キャズム」 」も、「なるほど」です。
ところが、それを上回る、携帯SNSサイトがあります。DeNAの「モバゲータウン」です。簡単に言うと、無料ゲームで、ユーザーを引き込み、SNSで定着させて、「モバゴールド」という仮想通貨でアバターを購入させられる。ユーザーは、そのモバゴールドを手に入れるために、アフェリエイトに誘導されるというもの。
詳しくは、こちらのサイトの記事、「【モバゲータウン解説その6】モバゲータウンの収益源 - まさに現代の錬金術」で。
モバゲータウンを運営しているDeNAの時価総額は、約1800億円、ミクシィは、約1600億円。どちらも、割高なので私は買いませんが、もし、どちらかを選べと言われたら、SNSを使って収益化に成功しているDeNAですね。
ミクシィは、大丈夫かな。しばらくは、注目はしていきたいです。
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