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2006.09.29

信用追証暴落チャンス

 新興市場の暴落時に、信用追証投げ売りで、過剰に下がるケースがまま、あります。良い株を、安く仕入れるチャンスですので、その前に、持ち株を換金して待機しておかなければなりません。

 そのルールの一つを紹介します。新興の場合、たいていは、ずるずると緩やかな下げが続き、突然に、どかんと急落します。そこで、私は、マザーズ指数が過去7日間の高値より、10%以上下落したら、中短期銘柄は売却し、
 その後、セリングクライマックスで下で買い戻すか、過去7日間の新高値を出すまで買い戻さないというルールをつくっています。

 具体的に見てみます。
 平成16年4月以降で、マザーズ指数が、過去7日間の高値より10%以上下落したケースが10回ありました。最初の数字が、損切り日と、損切り指数であり、→の後の数字が、その後の安値と、損切り指数からの「更なる」下落率です。

16.5.10 2165 →1756(5/17) 19% down
16.7.26 2277 →1889(8/3) 17% down
16.9.17 1710 →1394(11/1) 19% down
17.5.17 1773 →1747(5/27) 1% down
18.1.17 2469 →1913(1/23) 23% down
18.2.13 1829 →1488(2/20) 19% down
18.4.21 1694 →1675(4/24) 1% down
18.5.16 1511 →1276(6/8) 16% down
18.7.12 1344 →1144(7/19) 15% down
18.9.14 1205 →1143(9/26) 5% down

 ずるずると10%も下がったときに、売却するのはつらいものです。しかし、その10回のうち7回で、さらに追加して10%を大きく超える大暴落が起こっています。一定の線で踏みとどまれなかったときには、さらに売りが加速してしまうのです。
 また、残り3回でも、急落は起きずに新高値を出したのですが、その新高値で買い戻したときも、売値よりもさほど上がっておらず、売却による置き去りは、起こっていません。
 リスク管理ルールさえできていれば、暴落は待ち遠しいものです。
 
 実は、昨日が、その10回目のケースで、買い戻しサインの新高値を出した日となりました。これまでは、かなり高い確率で、このルールが有効で、株数増加に貢献してくれましたが、今回は、肩すかしを食らいました。
 おそらく、信用で目一杯張るといった無謀者がいなくなったのではないでしょうか。もちろん、こうしたことで、儲かったとしても、臨時ボーナスに過ぎません。無謀者から、相場を荒らした迷惑料を受け取っただけ、と考えています。
 
 なお、私は、長期投資と中短期投資をはっきりと区別しており、長期投資においては「損切り」はしません。その代わり、中短期投資においては、機械的な損切りルールを定めています。(拙稿「損切り」参照)
 
 今回、紹介したものは、買い戻しを前提としているので、損切りという言い方が適当とは思いませんが、こういったテクニックはほかにも、ありますので、おいおい紹介します。
 ただ、要領よく儲かるなんてことは、ありえないことだけは、付け加えておきます。こんなことで少し稼いでも、長期投資が、結局は成功するんですが、それは、失敗を重ねないと、なかなか理解できないでしょうね。

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