「すべては一杯のコーヒーから」松田公太
タリーズコーヒーを創業した松田公太氏の自叙伝です。(まだ、30代前半ですが)
さらさらと読みやすいですし、タリーズコーヒーが生まれ発展していく過程がわかりやすく、記されています。私は、同類の本は結構、好きで、「社長失格」の板倉 雄一郎氏や、サイバーエイジェントの藤田氏の本も読みましたが、いちばん、感情移入できました。肩肘はったところもないですし。
若くして、起業し、上場そして、億万長者になっていく青年起業家たちと、私を含む、平凡サラリーマンの違いなんて、ほんのちょっとしたものなのだと分かります。しかし、そのほんのちょっとが、彼らには簡単に越えられ、私たちには、とても高いものなのです。皆に共通しているのは、前向きなこと、楽天的なこと。(そこは、私も共通できるかも)起業物って、勇気づけられます。
しかし、金なし、コネなし、の普通のサラリーマンがここまでできるなんて、ほんと、いい時代に生まれました。